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茨木神社

茨木神社 令和の大造営

御本殿創建四百年記念
茨木神社 令和の大造営について

茨木神社は、平安時代の初め大同2年(807)に茨木村が造られた時に、今日の宮元町付近に天石門別神社が御鎮座されたことに始まると伝えられています。

室町時代後期に宮地が現在地へ移された時、天石門別大神を祀る社殿に素盞嗚尊・春日大神の二神を相殿として祀り、八幡大神を別の社殿で奉斎しました。そして江戸時代初期の元和8年(1622)に、素盞嗚尊・春日大神の二神に八幡大神を併せた三神を祀る社殿を新たに築いて本殿とし、天石門別大神を祀る社殿を現在地に遷して奥宮としました。

時を経て明治13年(1880)、本殿前に幣殿(へいでん:神職が祝詞を奏上する建物)と拝殿(はいでん:参拝者がご祈祷を受ける建物)が建設されて今日に至っています。

令和4年(2022)は、現本殿が創建されて四百年の年にあたります。この佳節を迎えるにあたり御本殿創建四百年記念事業委員会を結成し、以下の事業を遂行いたしました。

  1. 御本殿修復及び屋根葺替
  2. 幣殿及び拝殿の造替

令和4年9月20日に正遷宮を斎行し、大神様を仮殿から御本殿へお遷し申し上げました。
また翌月10日には、当社例祭に合わせ、奉祝祭・奉告祭を斎行いたしました。
今後は、手水舎の建設並びに玉垣等の建立を進めてまいります。

この事業は、先人の遺業を受け継ぎ、茨木神社への尊崇と文化を次代に伝えていくことであります。本事業に対しまして、多くの皆様より御篤志を賜りましたこと、深く御礼申し上げます。


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