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茨木神社

社務所だより

月別アーカイブ:令和4年8月

令和4年8月27日(土)・28日(日)の両日午前10時から午後4時まで、「お白石持行事」を実施いたしました。これは氏子・崇敬者の手によって、浄められた白石を、大神様がお鎮まりになる社殿の周囲に敷き詰めていただく行事です。多くの皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。

 

 

まず受付にて白布を受け取った後、新本殿右奥へ進み、そこで修祓(お祓い)を受けていただきました。その後、お白石を白布に包んで、まずは天石門別神社(奥宮)瑞垣内にお白石をお納めいただきました。【天石門別神社は、元和8年(1622年)に茨木神社本殿を造営するため北へ約30mご遷座申し上げ、現在の地にお鎮まりになられています。今年はそれから四百年の佳節を迎えます。】

 

 

 

次に再びお白石を白布に包んで、唐門より新本殿瑞垣内に入り、新本殿周りへお白石をお納めいただきました。【茨木神社本殿は、元和8年(1622年)に3柱の大神様をお祀りする現在の形式の本殿が造営されました。今年はそれから四百年の佳節を迎えるにあたり、造営事業を実施いたしました。】

 

 

 

最後に、新しく造営された御社殿をご見学いただきました。本殿は解体修理の後、可能な限り旧本殿の木材を再利用して復元いたしました。一方幣殿・拝殿は、完全に新しく造営いたしました。本殿を復元することによって先人達の氏神さまへの想いを次世代に受け継ぐと共に、時代に合った幣殿・拝殿の造営を目指した今回の造営事業の趣旨を感じていただけたのではないでしょうか。

 

 

令和4年9月19日午後7時より、いよいよ仮本殿より新本殿へ大神様をお遷し申し上げる正遷座祭を斎行いたします。皆様にお納めいただいたお白石と共に、新社殿は次の時代へと引き継がれていきます。

平成29年3月に第1回記念事業委員会が発足してより、御本殿創建四百年記念として遂行してまいりました「令和の大造営」の完遂を大神様に奉告し、お祝い申し上げる「奉祝祭」を、当神社の例大祭に合わせて下記の通り斎行いたします。
またその日の午後には、今回の事業に対して多くの方々にご奉賛の誠を捧げていただいたことを、大神様に奉告する「奉告祭」を斎行いたします。

 

奉祝祭 令和4年10月10日(月・祝)午前10時
奉告祭 令和4年10月10日(月・祝)午後2時

 

・奉祝祭及び奉告祭当日(10月10日)のご祈祷は、通常通り午前9時より午後4時まで受付させていただきます。
・尚、新本殿にて奉祝祭・奉告祭斎行のため、各種ご祈祷は儀式殿2階にて執り行います。ご了承下さい。

台風14号接近のため、当初9月19日(月・祝)に予定しておりました正遷宮を、翌日の9月20日(火)午後7時からに延期いたします。

 

9月20日(火)午後5時以降は、仮本殿から新本殿周辺は規制させていただき立ち入ることが出来ません。また当日午後5時以降、境内ヘの車の進入は出来ません。ですが、規制の外から遷御の列をご覧いただくことが出来ます。

 

この変更によりまして、新社殿でのご参拝・ご祈祷は9月21日(水)より可能となります。

 

急な変更でご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。

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