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茨木神社

社務所だより

現在、御本殿創建四百年記念事業「令和の大造営」を遂行しております。これは元和8年(1622)に現在の形式の本殿が創建されてから、令和4年(2022)で四百年を迎えるにあたり、本殿の解体修理ならびに幣殿・拝殿の新築を行うものです。

 

昨年11月に本殿地鎮祭を斎行してより約1年にわたる間、工事関係者のご尽力により順調に工事が進行してまいりました。そして11月12日(金)午前11時より美しい秋晴れの中、神社関係者・工事関係者の参列の下、本殿上棟祭を斎行いたしました。

 

上棟祭の中心神事である「上棟の儀」では、古式に則り諸儀が執り行われました。まず神職により、新御本殿の棟木を清める「清祓の儀」を行いました。

 

次に「曳綱(ひきづな)の儀」と言われる、全員で棟木を棟に曳き上げる所作を行う儀式を斎行しました。

 

 

これは「槌(つち)打ちの儀」と呼ばれ、工匠達が棟木を棟に打ち固める所作を行います。

 

 

そして、これは「散餅銭の儀」と言われる、餅銭を建物の四方に散じて、災禍を除く儀式です。

 

 

最後に、宮司から工匠長に棟札(工事の記録が書かれた木板)を渡し、建物に奉祀する「棟札奉祀の儀」が執り行われました。

 

 

令和4年秋には、社殿の竣工、そして仮本殿から新本殿へ大神様をお遷し申し上げる正遷宮を予定しております。これからも安全に気を付けて工事を遂行してまいります。皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。(現在も仮本殿にて通常通りご参拝・ご祈祷が可能でございます。)

 

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